96年のアルバムで、ラストアルバムになります。この後解散していますが、最近は全盛期のメンバーで再結成してライブ活動を行っていますが、新作は出していないので、実質このアルバムがラストとなっています。メンバーも入れ替わっていて、新しいボーカルのSpider Stacyを中心に制作されていますが、売り上げが伸びなかったことで、潮時を判断したようです。
1. How Come
2. Living In A World Without Her
3. When the Ship Comes In
4. Anniversary
5. Amadie
6. Love You 'Till the End
7. Bright Lights
8. Oretown
9. Pont Mirabeau
10. Tosspint
11. Four O'Clock In The Morning
12. Where That Love's Been Gone
13. The Sun and the Moon
オープニングがRonnie LaneのカバーHow Comeで始まっていて、ソウルミュージックになっているので意表をつかれます。先輩のヴァンモリソンやディキシーミッドナイトランナーズみたいなアイリッシュソウルになっています。全体的にもソウルフルな感じになっているのはSpider Stacyの志向性なのかもしれません。ソウルミュージックの要素が入る事で曲は良くなっていると思います。これが全盛期のメンバーでの録音なら売れていたと思いますが、メンバーチェンジの繰り返しで知名度が落ちていったようです。
ピアノやエレキギターが入るだけで雰囲気が全く違ってきますが、
ケルト ミュージックと言うのは後にカントリーミュージックへ発展し、ロカビリーになり、ロックンロールになっていきますので、ロックミュージックのルーツの一つでありますので、
ケルト の雰囲気を失う事がありません。もっともっと融合して行ってしまったら普通のポップスになってしまうかもしれませんが、より発展する可能性を秘めていたバンドだったと思います。
音楽 的には完成度が増して素晴らしいアルバムになっていると思います。
How Come
Living In A World Without Her
When the Ship Comes In
Anniversary
Amadie
Love You 'Till the End
Bright Lights
Oretown
Pont Mirabeau
Tosspint
Four O'Clock In The Morning
Where That Love's Been Gone
The Sun and the Moon
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