

77年のアルバムで、フュージョンフォーマットで演奏されたアルバムです。ニューヨークのスタジオミュージシャン集団、スタッフ系のミュージシャンで演奏されていますので、ソウルやファンクなどが融合したジャズになっています。ディナーでも楽しみながら聴けるような
音楽と言う意味合いがあるのかもしれませんが、難しく考えないで楽しめるジャズでありながら凄い事をやっています。
1. Sing Me Softly Of The Blues
2. Dreams So Real
3. Ad Infinitum
4. Dining Alone
5. Song Sung Long
6. Ida Lupino
7. Funnybird Song
8. A New Hymn
参加ミュージシャンはトランペットのMichael Mantler、サックスのCarlos Ward 、トロンボーンのRoswell Rudd、チューバのBob Stewart 、ピアノ、エレピのRichard Tee 、ギターがCornell DupreeとEric Gale,、ベースがGordon Edwards、ドラムがSteve Gaddと、ほぼスタッフのメンバーにホーンセクションをつけた形になっています。カラーはオルガンにピアノ、テナーサックス、歌も歌っています。プロデュースがGeorge Jamesとの共同で、フュージョンを意識した陣列になっています。
60年代は他の人とのコラボレーションが中心でしたが、70年代に入って自分がリーダーの作品をリリースするようになりました。その頃にはフュージョンが定着しており、彼女もそのフォーマットで作曲、もしくは昔の曲をフュージョンアレンジで演奏しています。とても穏やかでディナーにぴったりの
音楽になっています。彼女の代表作であり、名盤であります。
Sing Me Softly Of The Blues