

87年のアルバムです。フュージョン系としてもお馴染みになってきたカーラブレイですが、Sextetと演奏者の人数を縮小した演奏になっています。所属の WattレーベルがECM に吸収された事によって、売り上げを伸ばした事によって多くの人に愛される作品となりました。かなり都会的なサウンドになっているので、フュージョンファンから大きな支持を得ています。
1. More Brahms
2. Houses & People
3. The Girl Who Cried Champagne
4. Brooklyn Bridge
5. Lawns
6. Healing Power
SextetのラインアップはオルガンとシンセのCarla Bley、ピアノのLarry Willis 、ギターのHiram Bullock 、ベースのSteve Swallow、ドラムのVictor Lewis 、パーカッションのDon Aliasです。ホーンセクションを排しただけで都会的なサウンドになるというのも皮肉な感じですが、普通のフュージョンバンドのスタイルで演奏されているので、ギターを中心にした演奏になっているのも親しみ易くなっています。
カーラにとっては普通の作品ですが、普通だからこそ売れています。斬新さよりも雰囲気を大事に演奏されています。曲自体は普通ですが、リズムに重点を置いているように感じます。滑らかなリズムでありながら、かなりリズムに工夫を凝らしています。それを自然に聴かせている所が非凡な所です。
More Brahms
Houses & People
The Girl Who Cried Champagne
Lawns
Healing Power
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