84年のアルバムです。プロデュースにはAlan Shacklockを起用、前作以上に80年代サウンドになっています。全盛期ほど売れていませんが、アメリカではそこそこヒットしています。日本ではほとんど相手にされていません。タイトル曲のBad AttitudeではRoger Daltreyとデュエットして居ますが、それもほとんど日本では話題になっていません。ほとんどアメリカのローカルな存在になっています。
1. Bad Attitude
2. Modern Girl
3. Nowhere Fast
4. Surf's Up
5. Piece of the Action
6. Jumpin' the Gun
7. Sailor to a Siren
8. Don't Leave Your Mark on Me
9. Cheatin' in Your Dreams
これまでの作品の中では一番ハードなサウンドになっていますが、80年代サウンドなので、ちゃっちいアメリカンロックになっています。Nowhere FastとSurf's UpはJim Steinmanが曲を提供していますので、少しは仲直り出来たようです。しかし、たいした曲ではありません。たとえばフットルーズのような、いかにもアメリカ受けするような曲ばかりです。
なんとか昔の栄光を取り戻そうと頑張っていますが、内容もともなっていませんし、80年代のその他的な扱いで充分な作品です。彼らの狙いはアメリカでビッグになる事ですから、方向性は間違っていないと思いますが、それだけではアメリカですらさほど売れない結果になるのは明白であり、その通りになっています。元々才能がある訳ではないので、回りのスタッフの力が非常に大きなポイントになります。その回りのスタッフ選びに恵まれなかったと思います。
Bad Attitude
Modern Girl
Nowhere Fast
Piece of the Action
Jumpin' the Gun
Sailor to a Siren
Don't Leave Your Mark on Me
Cheatin' in Your Dreams
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