80年のアルバムです。メンバーを補強してサウンドも変わっています。キーボードに後にジャーニーに加入する事になるJonathan Cain、ベースにRicky Phillipsを加えて5人組になりました。ベーシストを入れた事でJohn Waiteはボーカルに専念する事が出来るようになりました。ギタリストが脱退した事によりキーボードを加えた事により、当時流行っていたアメリカンハードロック風のサウンドになっています。
1. Back on My Feet Again
2. True Love True Confession
3. Midnight Rendezvous
4. Union Jack
5. In Your Eyes
6. Anytime
7. Jesus Are You There?
8. Turn Around in Tokyo
9. Love Is Just a Mystery
プロデュースはKeith Olsenに変更され、パンクじゃなければ売れないと言われた当時のイギリスに見切りを付けアメリカをターゲットにするようになりました。Midnight RendezvousとBack On My Feet Againのシングルヒットを出しています。John Waiteの歌はポールロジャースみたいですが、アメリカ志向になった事でフォリナーあたりに近い感じになっています。
当時はMTVが登場し始めた頃であり、アメリカンロックはそれまで以上にセールスを獲得出来るような環境になっており、そのアメリカンロックっぽい感じを意識しています。所々でブリティッシュっぽい雰囲気も出てきますが、シンセなどはアメリカンプログレからニューウェイヴスタイルまで網羅し、かなりポップな仕上がりになっています。John Waiteの歌い方もソロ活動と同じような感じになっています。
Back on My Feet Again