60年代後半はフラワームーヴメントに沸き立った時代です。黒人差別は相変わらずですが、元々ロックは黒人
音楽 を白人が真似して出来上がったものです。ですから白人でもミュージシャンには黒人に対する憧れもある人多いのです。そんな事から、白人と黒人が一緒にグループを組む事が行われ出しました。その代表的なグループがこのスライ&ザファミリーストーンです。ジェイムスブラウンが生み出した
ファンク や
ソウル ミュージックとロックを融合するという60年代後半に相応しい混沌としたサウンドで世に出ました。
1. Underdog
2. If This Room Could Talk
3. Run, Run, Run
4. Turn Me Loose
5. Let Me Hear It from You
6. Advice
7. I Cannot Make It
8. Trip to Your Heart
9. I Hate to Love Her
10. Bad Risk
11. That Kind of Person
12. Dog
13. What Would I Do
ポップス系ラジオ番組で働いていたスライストーン率いる新しい
ファンク グループで、ベースのラリーグラハムはチョッパーベースの創始者としても有名です。このファーストではまだ拾うしていませんが、ゴリゴリのベース音はカッコいいです。恐らく低音で歌っているのはラリーグラハムです。ファンファーレ的なものをパロディーにしたようなおちょくった感があるUnderdogで幕を開けます。ホーンの使い方が非常にユニークです。女性コーラスが含まれているところも特徴的で、これは日本のフライングキッズに継承されています。
まだこのファーストでは本領発揮している訳ではありませんが、非常に個性的でユニークな
音楽 です。黒人でも白人でも、これほどユニークな
音楽 はこれまでありませんでした。ポップなのかアヴァンギャルドなのか分からない境界線で
ファンク しています。ロックと
ファンク の境界線を最初に打ち破ったグループという重要なバンドでもあります。ロックファンも注目すべきスーパーグループです。このファーストでもその存在感は充分あります。
Sly & the Family Stone - Live! 70's rehearsals Rare!
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