2000年のアルバムです。今回もカバーアルバムですが、
ブルース ではなく、ソウル、ファンク、サザンロックなどポップス、ロックのジャンルからのカバーになっています。それを
ブルース ロックなアレンジでかっこ良く演奏しています。オリジナル曲でもこれだけカッコいい曲を創れると思いますが、カバー曲でアレンジの妙を聴かせた方が分かり易いと思ったのでしょう。この時期の彼のやりたい事が詰まっています。
1. Black Friday
2. I Can Hear You Calling
3. Crosstown Traffic
4. Spanish Moon
5. Freedom
6. I Love You More Than You'll Ever Know
7. Don't Change Horses
8. I'm Bad, I'm Nationwide
9. Nothing Is Easy
10. Them Changes
11. Delta Lady
この頃になるとライブアルバムかカバーアルバムばかりリリースしています。オリジナル曲の発想が途絶えたのか、それでも確固たる自分のスタンスを崩していません。カバーアルバムの方が食いつきが良いと睨んだのか、ファンとしてはオリジナル曲を聴きたいものですが、選曲も良いし、アレンジもぴか一なので文句はありません。
ブルース を元にしたロック曲を自分流のアレンジで再現する事で、現在の彼がやろうとしている事が明白に伝わってきます。
デジタルミュージックも出揃って、いよいよ何も新しいものが生まれてこなくなった頃であり、そういう中で、ロックにはこれだけカッコいい曲があった事を再確認する事と、現在のロックに足りないものは何かを思い知るような内容になっていると思います。時代をリードする
音楽 が無い事で何でもありの時代になってますが、それなら良い曲を聴かないと損であります。良い
音楽 に巡り会える事で良質なものに敏感になり、何事に置いても質の良いものを選択するようになれます。
音楽 とはそれだけ人生に大きな影響を及ぼす力を持っているのです。
Crosstown Traffic
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Spanish Moon
VIDEO I Love You More Than You'll Ever Know
VIDEO Nothing Is Easy
VIDEO Them Changes
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