79年のセカンドアルバムです。アメリカのマーケットの動向が分かってきたようで、アメリカ受けするサウンドに変わってきています。アメリカンハードロック、アメリカン
プログレ のようなアレンジを身につけています。そういう事もあって、アメリカで徐々に認められていきます。凝った彼のアレンジとアメリカのサウンドが合わさって80年代サウンドのようなものが既に出来上がっています。
1. I'll Take The Weight
2. Don't You Ever Lose
3. I'm Old Enough (To Make You A Woman)
4. The Wanderer
5. You
6. Now
7. The Ripper
8. Candy's Bar
9. Always The Last One
今回もドラム以外の楽器をこなしています。ドラムはKevin KrugerとDave Mattacks の二人で、プロデュースも彼自身が行っているので、経費はかなり削減出来ています。人数は少なくても音数はたっぷり、アメリカのウェストコースト系のスタイルを習得しているので、ある程度洗練されたアレンジになっています。凝っていてもポップあると言う所がアメリカン
プログレ っぽいです。
一人でコーラスワークも完璧で、後のイエスでのコーラスワークも彼が創っていたりしますので、この頃からその布石が出来ています。アメリカのシンプルなロックスタイルを取り入れながらも、所々に凝り性の性が顔を出します。ですから軽薄な感じにならずに、バランスよくまとまっています。多重録音でレコーディングされているので、ドラムも後録りかもしれません。ですからどこか一体感のないドラムフィルだったりします。そこだけが残念です。この人はドラマーに恵まれていないのでしょうか。
I'll Take The Weight
VIDEO
Don't You Ever Lose
VIDEO I'm Old Enough (To Make You A Woman)
VIDEO The Wanderer
VIDEO You
VIDEO Now
VIDEO The Ripper
VIDEO Candy's Bar
VIDEO Always The Last One
VIDEO
スポンサーサイト