91年のアルバムです。グランドファンク時代の名曲をタイトルに、セルフカバーしています。ゴスペル調のファンキーな曲で、グランドファンクのバージョンの方が遥かに良いですが、新しいアレンジも女性バックコーラスがついていて悪くありません。まったく古くさく感じませんし、これはこれで良いのでしょう。
1. Some Kind Of Wonderful
2. Love From Above
3. Without You
4. Not Yet
5. Attitude Of Gratitude
6. All The Way
7. With Me Anywhere
8. Conflict
9. The Vision
10. Well Done
グランドファンクの栄光にすがりついているようにも感じますが、見方を変えると、現在の曲もアレンジをかえるとグランドファンクになってしまうのであって、見せ方できちんと自分を見失わずに時代に合わせているのだという表明であるのでしょう。ファンキーな曲も、これまではハードロック仕立てで聴かせていたのを、ストレートにファンキーに演奏したりしています。これは正に70年代のファンクロックであります。
タイトル曲はもとより、曲が実に良いです。ソロになってからも良い曲を書いています。心に残る曲です。心に残らない曲が多くなった時代に、こうした曲が売れないと言うのは問題です。ギタリストとしては普通かもしれませんが、適切なフレーズを演奏します。それは作曲能力が優れていると言う事であり、そしてシンガーとしてはアクはありませんが、心に届く声を持っていると思います。こんな優れたミュージシャンの作品が埋もれているのはもったいないです。名盤であります。
Some Kind Of Wonderful
VIDEO
Love From Above
VIDEO Without You
VIDEO Not Yet
VIDEO Attitude Of Gratitude
http://youtu.be/figQrL_aVsY
All The Way
VIDEO Conflict
http://youtu.be/irTPhI57JVA
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