再結成パープルも最近はパーマネントに活動していますが、当初一段落した所でイアンギランはソロ活動に入っていきます。それに先駆けてRoger Gloverとコラボレートした88年のアルバムです。ハードロックの要素は全く無く、80年代後半特有のサンプリングによる打ち込み、ワールドミュージックの要素を含めた、少しフュージョン的な感じもあるサウンドになっています。
1. Clouds And Rain
2. Evil Eye
3. She Took My Breath Away
4. Dislocated
5. Via Miami
6. I Can?t Dance To That
7. Can?t Believe You Wanna Leave
8. Lonely Avenue
9. Telephone Box
10. I Thought No
11. Cayman Island
12. Purple People Eater
13. Chet
ゲストにはDr. John、Andy Newmark 、Randy Brecker などが参加して盛り上げています。完全に80年代サウンドですが、これは当時のRoger Glover の志向が強く出ているものと思われます。Ian Gillanもボーカリストとして、これまでに無かった魅力を発揮しており、完全に脱パープルな
音楽 であります。こういう作品を創ってくれた方が本来のファンとしては面白いのです。今までやっていた事を繰り返すのではなく、新しい可能性を追求して欲しいと思うのが真のファンの在り方だと思います。
ボーカリストの武器は歌でありますから、ハードロックに偏った歌だけではなく、新しい魅力を楽しみたいのです。そしていろんなジャンルでも見事にこなすIan Gillanのボーカリストとしてのポテンシャルが随所に光っています。80年代サウンドではありますが、曲自体が面白く出来ていて、かなり優れた作品に仕上がっていると思います。ハイトーンは出なくなっていても、普通の音階では無敵であります。見事な名盤。
Clouds And Rain
VIDEO
Evil Eye
https://youtu.be/TaKIa5Ki8Tc
She Took My Breath Away
VIDEO Dislocated
VIDEO Via Miami
VIDEO I Can?t Dance To That
VIDEO Can?t Believe You Wanna Leave
VIDEO Lonely Avenue
VIDEO Telephone Box
VIDEO I Thought No
VIDEO Cayman Island
VIDEO Purple People Eater
VIDEO Chet
VIDEO
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