85年のサードアルバムです。世界的にも成功を納め、絶頂期に制作された作品だけに自信に満ちあふれた演奏になっています。1曲目は観客の声援が入っていますがライブではありません。かぶせているだけです。演奏もシンプルにしており、ヘヴィメタというよりハードロック寄りになっています。それでも重厚感はあります。当時のレインボーに満足出来ないファンがこちらに流れてきたと言う感じになっています。
1. King of Rock and Roll
2. Sacred Heart
3. Another Lie
4. Rock 'n' Roll Children
5. Hungry for Heaven
6. Like the Beat of a Heart
7. Just Another Day
8. Fallen Angels
9. Shoot Shoot
パープル系のハードロックはシンプルで、スリーコードのブルーススタイルをデフォルメしてブルース色を払拭するように16ビートにしていく事で分かり易くも攻撃的な
音楽 に仕上げています。シンプルなコード進行の中で、ギターリフを工夫する事で飽きさせない流れを創りだします。その王道ハードロックを踏襲した構成になっています。つまりはリッチーの手の中で泳がされているようなものです。
ですからレインボーファンでも馴染み易く、ほぼレインボーの続きのようなスタイルになっています。それで良いのかどうかはファンが決める事であり、この時はファンを満足させるに至っています。私的にはもうトゥーマッチな感じでありました。当時はほとんどこの手のサウンドには興味が無くなっていました。もっと刺激的な
音楽 が沢山生まれていましたから、同じような事をやり続けるだけの
音楽 は聴く必要が無いと思っていました。それは今でも同じですから、最近の
音楽 シーンは全く興味の失せるものになっています。
Full Album
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Finding The Sacred Heart Live In Philly 1986
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