2004年のアルバムで、ラストアルバムになります。ベースがJeff Pilsonに代わっています。メンバーとしては一番気心が知れているのでしょうが、このメンバーでは新しい試みは期待出来ません。多少作風を変えようとはしていますが、発想がオールドウェイヴのまんまですから、初期の頃のようでありながら、初期の頃より発想が貧困になっています。これでバンドが終わってしまうのも分かります。
1. One More For The Road
2. Master Of The Moon
3. End Of The World
4. Shivers
5. The Man Who Would Be King
6. The Eyes
7. Living The Life
8. I Am
9. Death By Love
10. In Dreams
ロニー自身に衰えがありますので、やれる事も限られてきます。大胆な事が出来なくなっているのです。保守的なヘヴィメタファンにはこれで良いのかもしれませんが、同じような事しか出来ないのであれば、メンバーを一新する他無いと思います。もしくはバンド解体です。案の定これにてバンドは終わってしまいます。ロニーも2010年に胃癌で亡くなってしまいますので正真正銘のラストアルバムであります。
もう一人くらい個性的なメンバーがいれば面白かったと思いますが、ほとんどがロニーの自己満足の為のバンドだったと思います。最初の頃はそれで面白かったと思いますが、長く続けるのはきつかったと思います。メンバーを変えていた頃が何かやらかしてくれそうな期待を持てましたが、それも長く続きませんでした。結局は原点に戻ってどこにも行けなくなっています。
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