79年のアルバムです。古典
音楽 風の曲を
フォーク 調、トラッド調で演奏しています。Renbournはギターだけで歌はありません。他にフルートのTony Roberts、パーカッションのStuart Gordonが参加しているだけで、ほとんどギターの独奏、もしくはオーバーダビングされています。古典
音楽 と現代
フォーク への橋渡し的な作品であり、それは彼のライフワークでもあります。
1. The Moon Shines Bright
2. The English Dance
3. Bourree I And II
4. Medley: The Mist Covered Mountains Of Home; The Orphan, Tarbolton
5. The Pelican
6. The Black Balloon
組曲になっていたり、プログレッシブなくらいに長い演奏になっている曲もあります。パンク、ニューウェイヴ、テクノの時代に、まったく時代を無視した作風は風格さえ感じます。ギターだけの演奏で、これだけ物語を感じてしまう作品も珍しいです。それは恐らく、古典
音楽 におけるスリーコードは
フォーク のスリーコードと違う流れになっていて、それがまるでクラシック
音楽 のように物語を語っているように感じるのかもしれません。
歌、歌詞が無い方が想像力も無限に広まります。そして、それだけ説得力を持った演奏になっています。古典
音楽 にも、トラッドミュージックにも、これだけ内容が充実した曲は無いと思います。ロック以外の
音楽 ファンからも絶賛されるべき作品だと思います。そして非ロックなのにロックを感じさせるのもそのセンスによるものだと思います。ジャンルを超越した名盤です。
Full Album
VIDEO
Mist Covered Mountains Of Home
VIDEO
スポンサーサイト