80年のアルバムです。この頃はJohn Renbourn Groupとして充実していた時期で、ジャズメンが様々なセッションを立て続けにリリースするように次々に作品を出しています。新曲もありますが、トラッドのカバー曲が多く、それをインド
音楽 と古典
音楽 を混ぜ合わせたようなスタイルで演奏しまくっています。
1. A) Pavane 'Belle, Qui Tiens Ma Vie'; B) Tourdion
2. The Truth From Above
3. Le Tambourin
4. The Plans Of Waterloo
5. The Maid On The Shore
6. Douce Dame Jolie
7. A Bold Young Farmer
8. Sidi Brahim
東洋からやってきた
音楽 職人達はスペイン、を通ってジプシーと呼ばれるようになります。北側を通って行ったものはボヘミアンと呼ばれるようになります。それが土着の
音楽 と融合しながらやがてブリテン島に辿り着いてケルトミュージックを形成するようになっていきます。ですからケルトとインド
音楽 が結びついてもまったくおかしくないのです。
音楽 職人達には楽譜は存在しておらず、師匠から弟子へと受け継がれて行きます。その中には多分にアドリブを含む事を当然としています。
そうした系譜のあるトラッドミュージック。それがアメリカに辿り着いてカントリーになり、黒人音楽と結びついてロックになって行きます。ここには黒人音楽が入る前のロックミュージックがあるのです。職人音楽家は地元の人から金をもらわなければなりませんので、地元に根付いている音楽も取り入れて進化して行きます。そうした音楽の細胞の一つ一つを分解しては結びつけて現代的な音楽へと進化させています。
A) Pavane 'Belle, Qui Tiens Ma Vie'; B) Tourdion
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