96年のアルバムです。録音は73年で、Pentangle解散後にレコーディングされた未発表音源になります。なのでロック色が強く、カントリーロックや
フォーク ロックのようなアレンジになっています。ファズギターなども入っており、ロックファンにとっては、こうした音源をリリースしていれば、もっと売れていたと思えるでしょう。
1. Just Like Me
2. Sleepy John
3. Riverboat Song
4. Green Willow
5. Seven Sleepers
6. To Glastonbury
7. Floating Stone
8. O Death
9. The Young Man's Song
フォーク ギターだけではなく、エレキギターの奏法においても斬新な切り口を持っています。歌声も若いです。Bert Janschよりも歌は巧いと思います。スリーコードの曲ばかりですから、バンド演奏になるとオーソドックスな感じがします。曲は良いですが普通です。それでもアレンジ、演奏に置いては非凡なパフォーマンスでありますから、聴き応えがあります。これが未発表になっているなんてもったいない話です。
普通にポップすを演奏してもこれだけの作品を残せていたのですから、この路線で勝負する事も出来た事でしょう。しかし、彼は彼にしか出来ない
音楽 を選んだのです。一番意外なのはファズやワウを使ったサイケなサウンドです。それはギターだけではなく、ベースにかけられていたり、サイケロックなのに歌はフォーキーという、まるでフリッパーズギターのようなサウンド。当時としてもかなり斬新なものであります。
Full Album
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John Renbourn & Stefan Grossman - The Last Rehearsal
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