77年のアルバムです。前作からの流れを受け継いで軽快なサウンドになっています。シンセを使ったり、リズムはディスコ風の四つ打ちを取り入れながらもパーカッションを入れて単調にならないように工夫しています。A.O.R.の影響もあり、ライトフュージョンのようでもあります。シンプルなアレンジが重なりあって、結局は複雑になっていると言うユニークな内容になっています。
1. Travelin' At The Speed Of Thought
2. We're All In This Thing Together
3. So Glad I Got You, girl
4. Stand Up
5. Those Lies (Done Caught Up With You This TIme)
6. Feelings
7. Work On Me
8. Let's Spend Some Time Together
もはやフィリー
ソウル ではなくなっています。ディスコに対応した他の
ソウル ミュージックと変わらないサウンドになっています。淘汰されたと言っても良いでしょう。ブームは人を狂わせるのです。売れる時に売れるものを創ろうとやっきになっていくのです。ですが実際には売り上げは落ちています。少し軽くし過ぎて従来のファンにとっては軟弱になった感があると思います。
しかし、彼らにとっては売り上げと言うよりダンスフロアでどれだけ曲をかけてもらえるかという意識が強かったと思います。そこは成功していると思いますが、O'Jaysの重厚なサウンドは失われています。これも時代ならではであり、ライトポップなサウンドはやがて次世代に向かう為のステップだったと思います。こういう変化に適応する事が長生きの秘訣でもあるからです。そういう意味では伊達に苦労していなかったのです。かなり柔軟なグループなのであります。
Travelin' At The Speed Of Thought
VIDEO
We're All In This Thing Together
VIDEO So Glad I Got You, girl
VIDEO Stand Up
VIDEO Those Lies (Done Caught Up With You This TIme)
VIDEO Feelings
VIDEO Work On Me
VIDEO Let's Spend Some Time Together
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