80年のアルバムです。Sourceレーベルへ移籍しています。売れなくなるとレコード会社との契約が結べずにレーベルと転々としてしまいます。その為、3年のブランクが発生しています。売れる為にとダンスミュージックに特化した内容になっています。やっとディスコを意識した作品を創りましたが、既にブラコンの時代に入っていて、これも時代遅れであり、その為多少は売れましたが、全盛期には及びませんでした。
1. Tonight's The Night
2. Prayin'
3. Baby I'm Back
4. I Should Be Your Lover
5. If You're Looking For Someone To Love
6. Your Love Is Taking Me On A Journey
レーベルが変わればバックバンドも変わります。サウンドもアレンジもこれまでに無いくらいシンプルな踊り易いリズムになっています。曲は良く練り込まれてポップで良い曲が多いです。ダンスフロアーを意識して曲は長めになって、6曲しか入っていません。テクノの時代でもあり、ドラムマシーンのクラップのような音が入っていますが、恐らくこれはシンセでは無く、実際に手を叩いているクラップをシンセっぽい音に加工しているのではないでしょうか。
ストリングスアレンジもディスコっぽくシンプルな和音になっています。ディスコっぽい曲を創らせてもこれだけ完成度の高い作品を創れると言う証明になりますが、微妙に時代遅れになっているのが玉にきずです。もう80年代になっているのですから、時代は激変しているのに、この嗅覚の無さがこのグループの弱点です。周りのスタッフに恵まれていないのでしょう。それでもダンスナンバーとしては絶妙な出来映えであります。素晴らしい。
Tonight's The Night
VIDEO
Prayin'
VIDEO Baby I'm Back
VIDEO I Should Be Your Lover
VIDEO If You're Looking For Someone To Love
VIDEO Your Love Is Taking Me On A Journey
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