81年のアルバムです。今度はMCAへ移籍しています。この頃になるとやけくそなのか、ダンスミュージックに徹しています。多少ライトミュージック、A.O.R.感覚も入っているので彼らなりにダンスミュージックをものにしようと努力している感じです。しかし明らかに時代遅れであり、ブラックチャートでしか売れていません。
1. Hang On In There
2. I'm In Love With You
3. Tell me why
4. If You Love Me, Really Love Me
5. Ain't That Love
6. Have I Told You I Love You Today
7. All Things Happen In Time
8. Come Go With Me
彼らにぴったりのブラコンの時代になっているのに、何故そちらに進まないのか、かなり不思議な現象でありますが、レコード会社の意向が強いのでしょう。レコード会社もアメリカだけで売れればいいや、みたいな意識だったのでしょうか、80年代もダンスミュージックの時代ですが、ディスコとは違うリズムになっています。その辺の時代の流れをまったく無視した作品になっています。
バラード調の曲もありますが、昔ながらのアレンジであり、これをブラコンなアレンジにするだけで売れていたと思いますが、当時の彼らにはそれが分かっていなかったのでしょう。曲も良いし、歌は抜群に巧いですから、もったいない話です。昔のやり方が好きだから、とか言う理由ではなく、まったく周りが見えていなかったとしか思えません。それでもこのグループの特長はまったく失われていませんから、ファンだけを満足させられる作品だと思います。
Hang On In There
VIDEO
I'm In Love With You
VIDEO Tell me why
VIDEO If You Love Me, Really Love Me
VIDEO Ain't That Love
VIDEO Have I Told You I Love You Today
VIDEO All Things Happen In Time
VIDEO Come Go With Me
VIDEO
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