82年のアルバムです。交通事故で歩けない状態となっていた為、それまでの未発表曲で構成されたアルバムになっているようです。これまではバラード調の曲ばかり集められていましたので、80年代らしいファンキーでダンサブルな曲もしっかり創っていた事が分かります。アウトテイクでもこのクォリティーですから、日頃から完璧な仕事をしていた事が分かります。
1. I Cant Win For Losing
2. This Ones For You
3. Loving You Was Good
4. This Gift Of Life
5. Now Tell Me That You Love Me
6. Its Up To You (What You Do With Your Life)
7. Dont Leave Me Out Along The Road
8. Only To You
アルバムタイトル曲はBarry Manilowのカバー曲です。こうした選曲からもこの時期の彼はアメリカンポップス、つまり白人
音楽 への接近を試みていたのだと思われます。ブルーアイド
ソウル が主流の80年代ですから、もはや白人も黒人もないのですが、アレンジの作り方など、微妙な違いありますので、そうしたものを全て淘汰した上で、自分の
音楽 を創り出そうとしていたのではないでしょうか。
全盛期は過ぎていますので、徐々に売り上げは落ちていきますが、車椅子で復帰して更に精力的に活動していきます。恐らく事故により急遽制作編集された作品のようですが、前作から続く愛がテーマになっています。こうなってくるともうブラコンは卒業としか思えません。新しい自分だけの
音楽 の確立に向けて進んでいるようです。スティーヴィーワンダーは
ソウル ミュージックではなくてスティーヴィーの
音楽 だと言うのを目指しているのでしょう。
I Cant Win For Losing
VIDEO
This Ones For You
VIDEO This Gift Of Life
VIDEO Now Tell Me That You Love Me
VIDEO Dont Leave Me Out Along The Road
VIDEO Only To You
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