74年のアルバムです。再びシングル向けのポップな作風に戻っています。これまでプロデュースしていたThom Bellがが離れてStan Watsonがプロデュースしています。まだディスコ前夜ですが、ダンスフロア向けの曲も創っています。フィラデルフィアで活動していますので、MFSB のメンバーも演奏に参加していたりしています。この辺はレーベルの垣根を越えてフィリー
ソウル を盛り上げていこうとする意気込みが感じられます。
1. Lying To Myself
2. I Told You So
3. First Thing On My Mind
4. Hey Baby
5. Think It Over
6. Pardon Me Girl
7. Seventeen ( And In Love )
8. I Don't Want To Make You Wait
9. Love Is
10. Can't Go On Living
11. Start All Over Again
12. Don't Leave Me
まるで女性ボーカルのようなファルセット、オーケストレーションもより豪華になっています。しかし、他のフィリー
ソウル に比べてサウンドが古いままなので、売り上げは落ちていきました。ある意味、彼らにはこのスタイルしかあわないということでしょう。曲はポップなので売れる要素はありますが、当時はファンキーな曲がもてはやされていましたから、戦略がゆるかったと思います。
グループはこの後分裂して偏ったメンバーで再開しますが、オリジナル作品としてはここまでだと思って良いです。ダンスミュージックというよりラブソングに特化したグループでした。そういう意味では最初のイメージのまま終わっていったグループでしたから、短い期間でしたが、ファンの期待のスタイルのままを最後まで貫きました。曲はポップですからどの曲も良い曲ばかりです。
Lying To Myself
VIDEO
I Told You So
VIDEO Hey Baby
VIDEO Think It Over
VIDEO Pardon Me Girl
VIDEO Seventeen ( And In Love )
VIDEO I Don't Want To Make You Wait
VIDEO Love Is
VIDEO Can't Go On Living
VIDEO Start All Over Again
VIDEO Don't Leave Me
VIDEO
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