88年のアルバムです。他のミュージシャンと共演する事に再び喜びを感じたのか、バンドサウンドのメリハリがしっかりした作品になっています。R&Bを基調とした楽曲、バンドによるダイナミズム、こうした演奏でこそ彼の歌は活かされると思います。マルチに演奏している曲もありますが、こうしたサウンドも80年代らしいものです。
1. Roll With It
2. Holding On
3. The Morning Side
4. Put On Your Dancing Shoes
5. Don't You Know What The Night Can Do?
6. Hearts On Fire
7. One More Morning
8. Shining Song
ソウル フルな歌が楽しめる内容になっていますが、The Morning Sideはまるでジェネシスかフィルコリンズの曲のようです。そして歌はまるでピーターガブリエル。ジェネシスも初期の頃は
ソウル 系の曲を演奏していましたので、当時の天才シンガーだったスティーヴウィンウッドの歌い方は大いに参考にされていた事が想像出来ます。それを逆手にとったようなまるでジェネシスファミリーのような曲調。そういえばトラフィック時代のメーキャップはまるでジェネシス時代のピターガブリエルのようなものもありました。
どちらも新しいロックの改革を目指して頑張っていましたが、それがこうして普通の曲をやるようになったのが80年代です。難しい事が出来る人が普通の事をやる意義と言うのが当時の流儀であったように思います。それだけ聴く側のファンに合わせた曲作りが成されていたと思います。売れなきゃ生き残れない時代でもあり、商業化したロックはそうした商品として
音楽 を創っていたのです。それでも、これだけ楽しんでいる感じが伝わってくれば、やっているミュージシャンも本望だと思います。
Roll with It
VIDEO
Holding On
VIDEO The Morning Side
VIDEO Put On Your Dancing Shoes
VIDEO Don't You Know What The Night Can Do?
VIDEO Hearts On Fire
VIDEO One More Morning
VIDEO Shining Song
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