91年のアルバムです。やっとアメリカでも流通出来る環境が整い、アメリカでもヒットしました。日本ではSolid Groundというタイトルで発売されています。まだ80年代的なアレンジですが、生演奏主体だったので、90年代でも通用するスタイルになっています。ジャズ色が強く出るようになって、スムーズジャズと言う言われ方をするようになりました。この頃になるとA.O.R.なんて呼称は私語になっていたのです。
1. Don't Lead Me On
2. Stuck On You
3. Cry
4. Janet
5. Without Your Love
6. Promised Land
7. Don't Give Me Bad News
8. Solid Ground
9. Back To You
10. Every Man
基本はライトフュージョンによるポップな歌ものでありますので、その流れでジャズ的な雰囲気を出しても自然な流れになっています。コンポーザーとしては多くのヒット曲を出していましたので、アメリカでもそれなりに知名度はあります。それがやっとしっかりとしたプロモートをしてもらえるようになり、彼自身の作品も売れるようになりました。日本での人気も衰える事はありません。
曲がいいので、時代の流れが変わっても親しみ易い作品になっています。90年代はジャズが見直されていた時代でもあり、スムーズジャズという新しいジャンルも確立され、それに近い感じの雰囲気を持っていた彼の
音楽 も受け入れられていました。基本的には80年代と変わっていませんが、少し雰囲気を変えただけで90年代でも通用する
音楽 になっています。
Don't Lead Me On
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