2012年のアルバムです。前作からは7年のインターバルがありますが、忘れた頃に作品を出すようになりました。オリジナル作品でありますが、いつも通りの内容になっています。ラテンのリズムを取り入れるようになったのが最近の傾向であり、この同じような作風でも、これだけの水準をいつも創り出せると言うのは凄い事だと思います。コード進行が決まればいくらでも旋律が生まれてくるんでしょう。
1. Game On
2. Blue
3. Dance With Me
4. It's all Coming Back to Me Now
5. Heart's on Fire
6. One of Those Nights
7. Dear Blues
8. Dinah (Diamond in the Rough)
9. What About Me
10. Mazatlan
アレンジは全く進歩していません。音色もプリセット音をそのまま使っているような印象があります。音色にはこだわらない、アレンジもこだわらない、ただやれる事だけをやる。コンポーザーとしては一流だと思います。シンガーとしても一流だと思います。しかし、それ以外の事が欠けているとしか思えません。もっと違う感性を持ったブレインがいた方が良かったのではと思います。
そうなると面白い
音楽 を創れていたと思いますが、そうなると日本での人気も無くなってくるのか、難しい所ですが、同じ事を繰り返すのはもったいない事だと思ってしまうのは私だけでしょうか。もうベテランですから好きな事をやっていいのですが、これしか出来ないから、好きな事をやっても同じ事を繰り返してしまう。だからこそジャズスタンダードのカバーアルバムを創っていたのかと思いますが、それによって新しい刺激を受けるとか、新しい発想が生まれるとか、そういうひらめきとは無縁の人なのかもしれません。
Game On
VIDEO
Blue
VIDEO Dance With Me
VIDEO It's all Coming Back to Me Now
VIDEO Heart's on Fire
VIDEO One of Those Nights
VIDEO Dear Blues
VIDEO What About Me
VIDEO Mazatlan
VIDEO
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