93年のアルバムです。Don Wasなど、新しい感覚のプロデューサーを複数起用しています。スタイルとしてはやっと純粋な
ソウル アルバムになっています。やっと前評判通りのボーカルを堪能出来るような内容になっています。アレンジもフィリー
ソウル っぽい感じですが、90年代らしいアシッドジャズやネオアコっぽい雰囲気にアレンジされています。
1. Hope in a Hopeless World
2. Now I Know What Made Otis Blue
3. Bring Me Home
4. Heart Is a Lonely Hunter
5. Won't Look Back
6. Only Game in Town
7. Love Has No Pride
8. Down in Chinatown
9. Half a Step Away
10. Follow On
11. It Will Be You
基本はバンドグルーヴによる
ソウル ミュージックですが、ドラムフィルにサンプリングを使うなど、完全なオーソドックスにしない所は彼らしい所でしょう。ロバートパーマーと並んで80年代から活躍しているブルーアイド
ソウル シンガーでありますが、やっとやりたい事をやっていますが、それに反比例して売り上げは急激に落ち込んでいきます。
旋律の無いリズム重視のヒップホップが主流になってくると、しっかりした歌ものは売れなくなっていきます。少数派ですが、その為歌ものを恋しがる傾向もありました。そうした少数派の欲求は満たしてくれます。90年代になってアナログな音も綺麗に録音出来る環境が進化して、生演奏の輪郭がくっきりしてくるようになっています。60年代のこもったような音から、70年代は鮮明な音に変わっていったように、80年代の嘘っぽいデジタルサウンドが90年代になってリアルな感じになっていきました。そうした鮮明でいてソリッドな素晴らしい音になっています。
音楽 も申し分ないです。名盤ですね。
Hope in a Hopeless World
VIDEO
Now I Know What Made Otis Blue
VIDEO Bring Me Home
VIDEO Heart Is a Lonely Hunter
VIDEO Won't Look Back
VIDEO Only Game in Town
VIDEO Love Has No Pride
VIDEO Down in Chinatown
VIDEO Half a Step Away
VIDEO Follow On
VIDEO It Will Be You
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