81年のラストアルバムです。ギターがJohn McGeochからBen Mandelsonに代わって鋭いギター構築が失われていますが、バンドカラーは存分に発揮されています。バンドの異質な感じは保ちながらもポップになろうとしている感じがユニークなスタイルになっています。かなりテクノ感覚も吸収しようとしていたように思われます。というか、この感覚は最初から持っていました。
1. About The Weather
2. So Lucky
3. The Honeymoon Killers
4. Vigilance
5. Come Alive
6. The Great Man's Secrets
7. This Poison
8. Naked Eye
9. Suburban Rhonda
10. Thinking Flame (The Garden)
商業的な成功を収められなかったので、この後バンドは解散してしまいます。バブルのアメリカとは正反対に不況時代のイギリスにおいて、多少売れても生活していけないくらい当時は病んでいました。パンクじゃなきゃ売れない時代とまで言われた時期でしたが、どんなに売れても、ロックスターのイメージのように華やかな生活とは無縁だったのが当時のバンドでした。マネージメントがしっかりしていないとミュージシャンに支払われるものは微々たるものだったのです。だから余計に反抗的になっていました。
このバンドのように中堅どころのバンドは尚更です。ですから烏合のように登場したきたあまたのバンドがいつの間にか消えていました。そしてパンクの喧騒は収まってポストパンクに時代になっていき、華やかな80年代が始まっていきます。ですから80年代再初期のバンドは報われないバンドが多かったと思います。しかし、それだけ刺激的なバンドが多かったのも事実です。このバンドはその最もたるバンドでした。
About The Weather
VIDEO
So Lucky
VIDEO The Honeymoon Killers
VIDEO Vigilance
VIDEO Come Alive
VIDEO The Great Man's Secrets
VIDEO This Poison
VIDEO Naked Eye
VIDEO Suburban Rhonda
VIDEO Thinking Flame (The Garden)
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