

86年のアルバムです。プロデューサーはRobin Millarになり、サンドががらりと変わっています。同じゲートリバーブでもエンジニアが変われば全く違っています。バックコーラスでKate Bushが参加しているのも話題になっています。バンドサウンドに重点が置かれたアレンジになっていて、ギミックな部分が少なくなってたいとなロックになっています。
1. Look Away
2. The Seer
3. The Teacher
4. I Walk The Hill
5. Eiledon
6. One Great Thing
7. Hold The Heart
8. Rememberance Day
9. Red Fox
10. Sailor
バンドスタイル、つまりライブでも再現し易いアレンジになった事で、このバンドの本当のカラーがはっきり見えてきます。ケルト、スコットランド民謡のリズムをベースにしたロック。それがより明確になっています。スコットランドと言えばバクパイプですが、その役割をギターやキーボードがになっています。日本では人気は落ちていきますが、海外ではまだまだ全盛期であります。
U2やシンプルマインズに共通している部分もありますが、こちらはポップで、イギリスでは歌謡曲の分類、日本で言うJ-POPに分類出来るのではないでしょうか。当時は、アフリカン、ファンカラティーノなど、民族
音楽とロックの融合の試みが行われていましたが、彼等はそれのスコティッシュバージョンなのです。ここまであからさまにスコティッシュなのにロックとしても成り立っているという凄い事をやってのけています。
Full Album