1. Looking for Clues 2. Sulky Girl 3. Johnny and Mary 4. What Do You Care 5. I Dream of Wires 6. Woke up Laughing 7. Not a Second Time 8. Found You Now
この頃からアルバムごとにいろんなジャンルを取り込んでいき、デヴィッドボウイのような変幻自在のアーティストというイメージがついていきます。私もゲイリーニューマン繋がりでこのアルバムから聴くようになりました。Looking for Cluesは軽快なロックンロールで、ブレイクに入るギターの音がユニークです。Sulky Girlはストーンズのようなノリのある曲です。Johnny and MaryとWhat Do You Careではシンセが入りエレクトリックな曲になりますが、もろテクノポップはI Dream of Wiresになります。
Woke up Laughingからは一転してトロピカルな雰囲気になります。しかしシンセのアルペジオがテクノ的でクールです。Not a Second Timeはビートルズのカバーです。シンセも活かしたロックンロールに仕上げており、80年代らしいアレンジになっています。Found You Nowはテクノのようで民族音楽のようでもある不思議な曲です。このアルバムからソウルだけではなく、ポピュラーミュージックの先頭に立って歌の追求をしていくようになります。記念すべき名盤であります。パワーステーションに参加する前も、このようなユニークな作品を作っており、ロックファンにも充分聴き応えのある名作です。