93年のアルバムです。契約出来るレーベルが無くていろいろと渡り歩いてきましたが、やっとCherry Redというレーベルと契約してしばらく安定していきます。レーベルが安定してくれば
音楽 に集中出来ます。ライブ活動もこなし、これまで以上に幅の広い
音楽 性を展開しています。既にネオアコのイメージも超えてもっと自由に
音楽 を楽しんでいます。
1. Prelude
2. Forever Young
3. 4Clover
4. Snowgirl
5. White Garden
6. Her Pain
7. Little Noises
8. Crystal Chamber
9.Girl
10. Oh Angie
11. Talking About You
12. No Time For Girls
13. Christine
14. Tilt
本来、プログレ感覚を持ったバンドだったと思います。それが大げさではなく、コンパクトにシンプルに表現する事がニューウェイヴ時代だったと思います。そこにトラッド感覚を取り入れてネオアコの原型のようなスタイルを身につけます。そのトラッド感覚が戻ってきています。そしてプログレ感覚も戻りながらのポップソングを創っているので、非常に中身の濃いポップソングが出来上がっています。
難しい事でも簡単に聴こえるように聴かせる、ビートルズのようなブリットポップ感覚とも言える、イギリスの伝統的なポップソングであります。この後ブリットポップブームも巻き起こってきますから、これはその先駆けになるのでしょうか、そうすろとこのバンドはイギリスの大きなブームのネオアコもブリットポップも、どちらとも、その仕掛人になっているようです。そういう評価をされているバンドではありませんが、このアルバムはまるでトラッド、カントリー時代のキンクスのようなトータルコンセプトアルバムになっています。こんな凄いアルバムが売れていないと言うのもロックファンにとっては不幸な事であります。素晴らしい名盤です。
Forever Young
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