94年のアルバムです。トラッドフォークにソウルミュージックのグルーヴを取り入れると言うネオアコそのものなスタイルになっています。彼らにとってはネオアコと言うのは意識せずに創り出したものなので、これまでは自由に創ってきていましたが、後継がネオアコというスタイルを確立した事で、彼等も意識するようになったのだと思います。それでも結構自由に創っています。
1. Milk and Honey
2. Pauper
3. Dr.Robinson
4. Achilles
5. Leather Jacket
6. Bed
7. Handsome Boy
8. The Eternal One
9. UFO
10. Integrate Me
11. Twang 'Em High
カントリー的、アメリカ的なスタイルもあり、それでいて
サイケデリック だったり、ロック色もあり、それに今回はソウル系も入り、ロックファンでも楽しめるトラッドを生み出しています。昔みたいにベンチャーズみたいな音はありませんが、その分ギターサウンドもバリエーションがあり、60年代後半の混沌とした時代を蘇らせます。ドラーズみたいな曲もあります。
前作はまるでサージェントペッパーか、マックスヒリビリーみたいなコンセプトアルバムでしたが、それを更に
サイケデリック な味付けにしたような内容になっています。それにクラプトンのようなレイドバックした感じが合わさり、更に混沌とした内容になりながらも難解にはならずにポップソングとして構築している所が、もはや職人技であります。
Milk and Honey
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