86年のアルバムです。ベースのSimon Raymondeは元いたバンドDrowning Crazeに戻った為に又2人組に戻りました。ギターとボーカルのみの内容になっており、ドラムマシーンも使っていません。サックスとタブラでRichard Thomas が参加していますが、それ以外のクレジットがありませんので、シンセの音色はキーボードではなく、ギターシンセのようです。ギターだけでこれだけの作品を作り上げるとは凄い作業です。
1. Lazy Calm 2. Fluffy Tufts 3. Throughout The Dark Months Of April And May 4. Whales Tails 5. Oomingmak 6. Little Spacey 7. Feet Like Fins 8. How To Bring A Blush To The Snow 9. The Thinner The Air
Elizabeth Fraserのボイスオーケストレーションも透明感が増しており、エンヤはこれをパクっていると言っても良いでしょう。ドラムレスなので環境音楽のように聴こえます。ノイジーなサウンドもありますが、透明感の方が強いので綺麗に聴こえます。イーノの影響のあるグループだと思うので、こうなってしまうのも納得です。デジタルリバーブやデジタルディレイの性能が良くなっていた時期ですから、残響音も綺麗です。