86年の作品で環境
音楽 の巨匠Harold Buddとコラボレートしたアルバムになっています。ベースのSimon Raymondeも復帰して、ドラムはデジタルではなく生ドラムをデジタルっぽく音処理しています。コラボレートと言うより、いつものCocteau Twinsの
音楽 でHarold Buddが鍵盤を演奏しているというような内容になっています。
1. Sea, Swallow Me
2. Memory Gongs
3. Why Do You Love Me?
4. Eyes Are Mosaics
5. She Will Destroy You
6. The Ghost Has No Home
7. Bloody And Blunt
8. Ooze Out And Away, Onehow
鍵盤の響きはこれまで無かったものですから、そこだけ違う感じですが、あまり違和感がありません。ギターで鍵盤っぽい演奏をしていましたので響きとしてはさほど変化は感じませんが、ギターだけで創っていたサウンドはやはり特異な音であり、それが簡単に鍵盤に入れ替わると個性の無い感じなったようにも思います。あくまでも環境
音楽 と言う定義で演奏されているので、個性を主張するとやかましくなってしまいます。
情感を出すというよりは、情景を描いていくと言った感じでしょうか。Elizabeth Fraser のボイスが控えめなのがコラボレートの意味をなしていないようにも思われます。ギターもフリッパートロニクスみたいなサスティーンの長いサウンドが選ばれており、アンビエントのジャンルでは定石のサウンドです。ただ一緒にやりたかったと言うだけでコラボレートという意味合いにおいては成功作とは言いにくいと思います。
Sea, Swallow Me
VIDEO
Memory Gongs
VIDEO Why Do You Love Me?
VIDEO Eyes Are Mosaics
VIDEO She Will Destroy You
VIDEO The Ghost Has No Home
VIDEO Bloody And Blunt
VIDEO Ooze Out And Away, Onehow
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