82年のアルバムです。プロデュースは引き続きBob Clearmountainです。フォークロック的な雰囲気になっていて、メロディアスな旋律はまるでブリットポップです。パワーポップと言ってもいいですが、当時はそんな呼び名は全く無く、ネオサイケバンドと同じような扱いで紹介されていました。と言うより、まだ世界的にはそれほど名前は知れ渡っていません。
1. Almost With You
2. When You Were Mine
3. Field Of Mars
4. An Interlude
5. Secret Corners
6. Just For You
7. A Fire Burns
8. To Be In Your Eyes
9. You Took
10. Don't Look Back
ネオサイケもそれほど確立されていませんでしたので、何が正解かもありません。彼らはやりたい事をやっていれば良かったのです。しかし、世界的に売れるには真新しさはありません。これが90年代ならもっと売れていたかもしれません。当時としては古くさく、先々から考えたら早過ぎたのです。今聴けば普通にパワーロックバンドだと思って楽しめます。初期の頃のデヴィッドボウイにも近い感じです。その路線もブリットポップですから。
やはりグラムロックからの影響が強いバンドだったのだと思います。この時痔阿であれば、ボウイの影響があればニューウェイヴ調になっているのが、オーストラリアはやっぱり独自の感覚があって、普通の流れからは独立した感覚のバンドが多かったと思います。ボウイファンからすれば、かなり面白いバンドだと思いますが、当時はそれほどそういう事は伝わっていません。
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