93年のファーストソロアルバムです。バンド解散後はGrateful Deadに参加していました。Grateful Deadはジャムバンドなので、そこで即興演奏などに磨きをかけていました。そしてソロとして活動を始めました。参加メンバーが豪華で、Pat Metheny 、Jerry Garcia、Phil Collins 、Bonnie Raitt など、様々な分野のミュージシャンが参加しています。それだけミュージシャンから愛されるミュージシャンだったのでしょう。
1. Harbor Lights
2. Talk Of The Town
3. Long Tall Cool One
4. China Doll
5. Fields Of Gray
6. Rainbow's Cadillac
7. Passing Through
8. The Tide Will Rise
9. What A Time
10. Pastures Of Plenty
ジャズ、フュージョンっぽい曲が多くなっています。バンド時代はヒット作品がありましたので、同じものを要求されていたのでしょうから、ソロになって自由に曲を創れるようになったようです。ジャズもアメリカのルーツミュージックですから、作曲メソッドに入っています。アメリカにはジャズ理論と言うものがあって、西洋の
音楽 理論では解決出来ない黒人
音楽 を理論立てているものです。西洋
音楽 ではタブーになっている事でも理論としてOKにしてしまう便利なもので、アメリカのシンガーソングライターは通らなければならない道になっています。
それはロックにも当てはまりますので、現在では世界的にジャズ理論は学ばれています。フリージャズになると何でもありになってしまいますが、それでも決められたルールの元で自由に演奏しなければなりません。本能で作曲するのがロックではありますが、理論として知っておくのは、何か問題があったときの解決法が見つかると言う事で必要だと思います。そうした作曲理論を習得したBruce Hornsby が本領が発揮されていくのがここからのソロ活動になっていきます。
Harbor Lights
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