カナダ出身の盲目のギタリストJeff Healey率いるJeff Healey Bandの88年のデビューアルバムです。メンバーはベースのJoe RockmanとドラムのTom Stephenのトリオ編成による
ブルース バンドです。やっている事は60年代後半の
ブルース ロックそのものであり、神様だった頃のクラプトンやジミヘンを彷彿とさせますが、80年代においては古いスタイルです。それが一躍脚光を浴びたのは、彼が盲目のギタリストである事が大きかったと思います。
1. Confidence Man
2. My Little Girl
3. River Of No Return
4. Don't Let Your Chance Go By
5. Angel Eyes
6. Nice Problem To Have
7. Someday, Someway
8. I Need To Be Loved
9. Blue Jean Blues
10. That's What They Say
11. Hideaway
12. See The Light
盲目故にギターの演奏方法が変わっています。スチールギターを演奏するようにギターを膝に抱えて演奏します。その見た目だけでも普通のギタリストではない感じが伝わってきます。しかし、やっている事は普通の
ブルース ロックであります。オリジナル曲意外にもカバー曲も数曲入っていますが、かなりエモーショナルで、演奏が巧い
ブルース ロックという印象ですが、80年代に売れる要素はありません、しかし、シングルカットされたAngel EyesのPVがMTVで流されると反響が大きく、一躍注目される存在になりました。
盲目の人にとってピアノは指先の感覚で弾けます。それと同じようにギターを演奏する事も可能です。フレットがついているので分かると思いますが、ピアノよりも複雑な配列になっているので、間違えないように演奏するのはかなりの修練が必要となるでしょう。しかもチョーキングもクラプトン顔負けです。演奏している姿を見ているだけでも驚異ですが、聴く分には普通です。普通と言うより演奏は素晴らしいです。この普通の
ブルース ロックが売れると言うのも、80年代末期故に、デジタル臭さに飽きていた人が多くいた事を物語っています。
Confidence Man
VIDEO
My Little Girl
VIDEO River Of No Return
VIDEO Don't Let Your Chance Go By
VIDEO Angel Eyes
VIDEO Nice Problem To Have
VIDEO Someday, Someway
VIDEO I Need To Be Loved
VIDEO Blue Jean Blues
VIDEO That's What They Say
VIDEO Hideaway
VIDEO See The Light
VIDEO
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