2007年のアルバムです。余計な装飾を排して初期の頃のようなソリッドなサウンドになっています。それでも初期の頃と違うのは、細部ではデジタル、エフェクト処理によるアクセントが施されている所です。曲調はよりポップさが増していて、ロックバンドらしくない転調など曲自体による演出が成されています。もはやロックバンドというより、ポップグループのようになっています。
1. New Vibration
2. What I Can Give You
3. Never Here Alone
4. Bearing Witness
5. All That I Know
6. I Don't Need Anymore Friends
7. Good Morning After All
8. Hollywood
9. Persuasion Of You
10. Georgia Girl
11. Adored
12. An Evening With
13. Ain't That Enough
14. Give
ポップで短めの曲が揃えられています。全てシングルカットしてもおかしくないくらい良く出来ています。売れない時代になっていますが、その辺はかなり力が入っています。パワーポップバンドとして開き直ったかのような作品になっています。売れなくてもこの路線に徹してるのも凄いです。インディーズになって売れなくなったら、普通はやりたい事をやるはずですが、彼らにとってはこのスタイルを崩すと、まるでバンドとしての存在意義が無くなるかのようです。
オールドウェイヴから聴いている人にとっては、この辺りの感覚って、新人類の類いなのでしょう。割り切っていると言うか、職人技とも言えるでしょう。もしかしてこれ以外は何も出来ないと言う事も考えられますが、これだけ演奏力があれば、もっと趣味に走った作品を作れると思いますが、それは練習の時にやって、バンドとしての作品に対してはバンドのスタイルを貫いているようです。ある意味完璧主義なのだと思います。デビュー当時からそういう若者らしくない感覚はありました。
New Vibration
VIDEO
What I Can Give You
VIDEO Never Here Alone
VIDEO Bearing Witness
VIDEO All That I Know
VIDEO I Don't Need Anymore Friends
VIDEO Good Morning After All
VIDEO Hollywood
VIDEO Persuasion Of You
VIDEO Georgia Girl
VIDEO Adored
VIDEO An Evening With
VIDEO Give
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