2015年のアルバムです。現在までの最新作です。まだまだ現役としてまったく失速していません。ここにきても自分達のスタイルをまったく変えていません。それでこれだけバリエーションのある曲を作り続けているというのも驚異ではあります。いつも同じスタイルなのに飽きさせないし、又これか、とはなりません。それがこのバンドの特長だと思います。私には無い感覚です。同じスタイルを続けていると自分の方が飽きてしまうからです。
1. This
2. Hurricane
3. Exposed
4. Confession
5. AYTA
6. Contagious
7. Life
8. Am I Getting Through
9. Memoirs of 2005
10. Tradition
11. Without Me
例えば、日本のサザンやミスチルなどの現在の作品を聴くと、又同じ事をやっていると呆れてしまいます。しかし、このバンドにはそれを感じません。同じスタイルを崩していませんが、昔の栄光にすがろうというあさましさが感じられないからです。常に新しい気持ちで作った曲が同じスタイルだと言う事だと思います。これしか出来ないと言うのが事実なのかもしれません。それだけ狭い範囲での完璧主義なのだと思いますが、悪い結果にはなっていないので奇跡です。
まだまだこれからもこの感じが続いていくのでしょうが、いつまでたっても 老いた感じがしません。デビューした時から若者らしさはありませんでしたが、それがずっと続いていますので老けないのですね。常に同じ年齢なのです。若い頃老けていた人が歳とってちょうどいい感じになって、しまいには若く見えてくるような感じだと思います。これからもこの感じなのでしょうが、体力的にも衰えた時どうなるかはまだ分かりません。
This