98年のアルバムです。打ち込みが評判が悪かったからなのか、ライブ形式のジャムセッションを収めた作品を作ってきました。ジャズ、ブルースというか、フュージョンスタイルっぽい演奏になっています。これでジャムバンドの元祖らしい事になってきましたが、あくまでもローカルな人気に留まってしまうのはいたしかたありません。
1. Inner City Blues
2. Round Midnight
3. Inner City Blues
この時代になってきても、フュージョン、ジャズっぽい演奏をやっても、特にジャムセッションをするほど腕前がいい訳ではありません。60年代には個性的な演奏だったかもしれませんが、この時代では普通と言うか、もっと凄いギタリストがうじゃうじゃいる訳ですから、こういう作品を作っても誰も喜びません。自己満足の世界であります。
ファンにとってはまだ活動してくれる事が嬉しい人もいると思いますが、商業的には失敗です。ライブに来てくれる人を集める為の作品作りに終わっていて、面白くもありません。当時のジャムバンドの中にはジェズ系のバンドもいましたので、そうしたバンドに対抗した作品なのでしょうが、さほど面白みのあるものでもありません。
Oakland Coliseum Oakland CA
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