

79年のセカンドアルバムです。彼らの名前を広く知らしめたヒット作品です。Brecker BrothersやWill Leeなどフュージョン界のテクニシャンが数多く参加しています。ウェザーリポートをもっと親しみ易くしたようなサウンドは瞬く間にフュージョンファンを魅了していきました。ストリングスやホーンセクションの強化などにより華麗なサウンドになっています。
1. Morning Dance
2. Jubilee
3. Rasul
4. Song For Lorraine
5. Starburst
6. Heliopolis
7. It Doesn't Matter
8. Little Linda
9. End Of Romanticism
70年代初期のフュージョン黎明期はハードなものが主流でしたが、70年代後半になってくるとソフトなものが流行ってきます。マイルス不在のジャズ界を牽引していたウェザーリポートがトロピカルでマイルドなサウンドになっていった事が大きな影響を与えていたと思います。その影響をより受けているバンドだと思います。そしてこのバンドとしての個性も確立しようとしていた作品になっています。
テーマが分かり易く、曲を覚え易いという親しみ易さがラジオなどでもかけやすく、瞬く間に人気を高めていきます。A.O.R.な洗練されたアレンジも時代を捉えていて、ファッションとして
音楽を楽しむリスナーにも受けました。その為、誤解されている部分もありますが、テクニックも申し分無く、コアなフュージョンファンも満足させられる内容になっています。この後スムーズジャズにも多大な影響を与えた名盤です。
Morning Dance/Jubilee/Rasul
Song For Lorraine/Starburst/Heliopolis
It Doesn't Matter/Little Linda/End Of Romanticism
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