80年のアルバムです。Will Lee は性s期メンバーになり、Randy Brecker も参加しています。メンバーも流動的になり、ゲストミュージシャンも重要なポジションで演奏しています。それだけ音楽の完成度が高まっています。ウェストコーストのクロスオーバーとは違う味わいのイーストコーストフュージョンは、ジャズやファンクの要素が強いのですが、都会的なセンスがある事は共通していて、洗練の仕方が微妙に違います。
1. Catching The Sun 2. Cockatoo 3. Autumn Of Our Love 4. Laser Material 5. Percolator 6. Philly 7. Lovin' You (Interlude)/Lovin' You 8. Here Again 9. Safari
Randy Brecker のエフェクトをかましたflugelhornがアクセントになっていますが、基本はJay BeckensteinのサックスとJeremy Wallのキーボードの対比である事はウェザーリポート的であります。単なる聴き易いライトフュージョンとは違った構成の豊かさが人気の秘密だったと思います。ディスコっぽいリズムを取り入れるあたりはダンスフロアへの意識もあるようです。