95年のアルバムで、弟のCrowded HouseのNeil FinnとコラボレートしたFinn Brothersのファーストアルバムです。プロデュースはTchad Blakeで、オルタナな雰囲気を持ったブリットポップっぽい内容になっています。ソロでも少し売れてきていましたし、Crowded Houseの流れもありましたので、イギリスでは結構売れました。
1. Only Talking Sense
2. Eyes Of The World
3. Mood Swinging Man
4. Last Day Of June
5. Suffer Never
6. Angels Heap
7. Niwhai
8. Where Is My Soul
9. Bullets In My Hairdo
10. Paradise (Whever You Are)
11. Kiss The Road Of Rarotonga
Split Enzではポップ部門を担当していた二人だけに、ブリットポップな感じやバラードも素晴らしい曲を書いています。完全に80年代のスタイルを捨てさり、アコースティックの響きを大事にしたサウンドはネイキッドなアレンジで、生々しくもあり、単なるポップソングで終わっていない所は流石です。Tchad Blakeの空間の作り方も独特で他のオルタナ作品に比べても見劣りしないくらい個性的です。
基本、二人の弾き語りをベースに最小限の楽器を組み合わせています。ですからスタジオの空気感が生々しく伝わってきます。サイケな感じも派手にならない程度にやっているのでとても90年代的です。ダウナーな感じもしますが、それほど悲壮感が無いのでとても好感が持てます。デリケートでありながら野心的な二人の息のあったハーモニーが独特で、これが売れているのは納得がいきますが、日本ではそれほど売れていません。
Only Talking Sense
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Eyes Of The World
VIDEO Mood Swinging Man
VIDEO Last Day Of June
VIDEO Suffer Never
VIDEO Angels Heap
VIDEO Niwhai
VIDEO Where Is My Soul
VIDEO Paradise (Whever You Are)
VIDEO Kiss The Road Of Rarotonga
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