95年のアルバムです。プロデュースはWayne HusseyとJoe Gibb。デジタル化をより進めていると言うより、グランジ、インダストリアルテクノ系のサウンドになっています。これもU2に右になれになっているように感じます。ダークさが戻ってきているようですが、ゴスのダークさとは別物です。編集の段階でデジタルっぽさがありますが、シンセの出番は少なめです。
1. Raising Cain
2. Sway
3. Lose Myself In You
4. Swoon
5. Afterglow [reprise]
6. Stars Don't Shine Without You
7. Celebration
8. Cry Like A Baby
9. Heaven Knows
10. Swim With The Dolphins
11. Neverland [vocal]
12. Daddy's Going To Heaven Now
ボーカルを極端に加工させる事は、これまでは少なかったのでかなり意識的に音で遊ぶ、ある意味リミックスに近い感覚で編集されています。完全にゴスの感覚は捨ててU2になりたがっているような感じがします。それほどU2って影響力があるのか、Swoonは歌はボーノだし、ギターはボウイのヒーローのロバートフィリップしているし、サウンドメイキングもテクノと言うよりU2におけるイーノの手法に近いです。
時代の音を反映しているので良いのですが、売り上げは落ちるばかりです。ゴスでも無いし、テクノでもない、これもミッションらしいと言えばそうでしょう。歌もビジュアル系の歌い上げる感じから、フレージング唱法になっているのはテクノの影響だと思います。ロックの進化形だとすれば正統な流れであります。もう少し極端だったら面白いと思いますが、ポップ感覚もあって完成度は高いですが、当時としては極端な方が売れていたと思います。
Raising Cain
VIDEO
Sway
VIDEO Lose Myself In You
VIDEO Swoon
VIDEO Afterglow
VIDEO Stars Don't Shine Without You
VIDEO Heaven Knows
VIDEO Neverland
VIDEO Daddy's Going To Heaven Now
VIDEO
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