2006年のアルバムです。ベースのMartin "Youth" Gloverが再び脱退してPaul Ravenが定着します。スタイルは益々モーターヘッドみたいになっています。キリングジョークらしさは削ぎ落とされていって別の何か、そうモーターヘッドになりきっているような感じがします。もっと違うアプローチも出来ると思うのですが、何かに取り付かれたようにモーターヘッドが憑依しています。
1. This Tribal Antodote
2. Hosannas From the Basements of Hell
3. Invocation
4. Implosion
5. Majestic
6. Walking With Gods
7. The Lightringer
8. Judas Goat
9. Gratitude
ワンパターン、単純、ごり押し。これがヒップホップ以降の
音楽 の傾向です。そういう意味では王道を進んでいるのですが、これが又売れていません。90年代なら通用したスタイルですが、さすがに21世紀になるとこれだけでは飽きられます。こういうスタイルを取り入れるのは問題無いのですが、キリングジョークらしい部分も出した方がきっともっと攻撃的になると思います。
さすがに同じようなノリばかりでは飽きてきます。時代が変化しなくなったからと言って、自分達も変化しない事を選択すると言うのは滑稽です。デビュー当時の、何か新しい事を創り出してやろうとするエネルギーをまったく感じません。初心に帰って出直してきた方がいいのではないでしょうか。かなり物足りなさを感じます。
Full Album
VIDEO
Hosannas From the Basements of Hell
VIDEO Invocation
VIDEO
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