

2012年のアルバムです。モータヘッドの真似事は不評だったようで、それを止めた途端に売り上げがかなり回復するようになりました。Jaz Coleman も叫びまくるだけは体力的に無理になっているのでしょう。オン、オフのコントラストを大事にするようになりました。そうした地道な活動が認められるようになったと言う事でしょう。
1. Pole Shift
2. Fema Camp
3. Rapture
4. Colony Collapse
5. Corporate Elect
6. In Cythera
7. Primobile
8. Glitch
9. Trance
10. On All Hallow's Eve
11. New Uprising
馬鹿な犬ほど良く叫ぶと言いますが、それはロックにおいてもそうでカッコいい事ではありません。ですから80年代以降のヘビメタ系は少しもカッコいいと思った事はありません。インダストリアル系のバンドだったこのバンドもニューウェイヴのクールさをもっていたからかっこ良かったのですが、そこを勘違いしてスラッシュメタル系になってしまったのは賢い選択だっとは思いません。
デビュー当時の何がかっこ良かったのか、そこを見つめ直さなければ昔のような輝きは取り戻せないでしょう。ワンパターンに感じてしまうのはギターサウンドなのかもしれません。いつも似たような音ばかりで音圧はあるかもしれませんが鋭さを感じません。昔のギターサウンドはチープだったかもしれませんが、英知に満ちていました。この差は大きな問題であり、そこに気づかなければこのバンドの未来は無いと思ってしまいます。
Full Album