各自ソロ活動をしていましたが、2004年にオリジナルメンバーで再結成。ライブ活動を行っていましたが、ベースのKim Dealが脱退して、新しくDingを加えてついに2013年再結成して初めてのミニアルバムをリリース。プロデューサーはいつものGil Norton、帰ってきた彼らのサウンドは意外にも落ち着いた大人のロックになっていました。
1. Andro Queen
2. Another Toe In The Ocean
3. Indie Cindy
4. What Goes Boom
普通にオルタナティヴな曲でびっくりします。アコースティックギターをオーバーダブさせたり、音も厚みがあり、ミックスのエフェクトも色艶があり、普通にメジャー級の作品になっています。以前がかなり独特過ぎたので意表をつかれた感じですが、普通でも普通なりに見事なソングライティングになっています。ここは流石です。彼らのポップ感覚は本物だったと言う事です。
アレンジもしっかり考え抜かれていますが、全く無駄がありません。演奏は元々巧かったので、よりしっかりした演奏で熟練の巧さになっています。90年代に登場したグランジバンドとは格が違います。ミニアルバムなので、もっと聴きたくなりますが、続けざまにミニアルバムを連発していきます。ここは探り探りのリリースなのでしょう。新作が届けられただけでもファンは大喜びですが、大人になって帰ってきた彼らは別格のクォリティーになっています。
Andro Queen