

94年のアルバムです。彼の存在を世に知らしめた最初の作品ですから、ある意味ファーストアルバムになります。テクノも細分化して様々な枝分かれをしていきます。その中でも彼が目を付けたのがハードコアテクノ系のスタイルです。高速ブレイクビーツにノイジーに歪んだデジタルサウンド。これだけでロックファンからも一目置かれる存在となっていきます。
1. Lash The 90ties
2. Stahl & Blausaure
3. 13465
4. Maschinenvolk
5. Sonyprotitutes
6. Blutrote Nacht Uber Berlin
7. Pussy Heroin
8. New Acid
9. Smack
10. N.Y. Summer I
11. Konsumfreiheit
12. N.Y. Summer II
13. Sieg Uber Die Mayday-HJ
スターウォーズを題材にしたコンセプトアルバムになっています。ですから宇宙を連想させるアンビエントな演出も施されていますが、BPMはかなり高速になっています。ブレイクビーツを歪ませるというスタイルはいくつかありましたが、BPMを高速にしてめまぐるしい展開にするのがハードコアテクノの特長です。そしてシンセにディストーションやファズをかけて歪ませるという凶暴なサウンドを持っています。
コンセプトアルバムなのでハードコアテクノの要素だけではなく、サウンドスケイプのようなアンビエントサウンドも高速BPMの上に乗っかっています。高速といっても、まだ超高速にはなっていません。それでも当時としては衝撃的なサウンドでありました。ロックとテクノの融合を試みていたイギリスのバンドなどには目から鱗がはがれるような思いだったと思います。当時はオルタナのような地味なロックが流行っていましたので、それよりもロック的な衝撃をテクノに見いだした人は私を鵜含め多かったと思います。
Lash The 90ties
Stahl & Blausaure
13465
Maschinenvolk
Blutrote Nacht Uber Berlin
Pussy Heroin
New Acid
Smack
N.Y. Summer I/Konsumfreiheit/N.Y. Summer II
Sieg Uber Die Mayday-HJ
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