97年のAtari Teenage Riotのアルバムです。このバンドのBPMは容赦なく速いです。ドラムンベースの超高速トラックにハードコアパンクのようなシャウト、これぞハードコアテクノです。ドラムンベースはただでさえ生身の人間では演奏出来ないレベルですが、凄腕のフュージョンバンドなら再現出来ます。しかし、この速度は生身の人間には無理です。生身の人間には演奏出来ないレベル、それこそがDTMでの可能性を拡げます。
1. Get Up While You Can
2. Fuck All!
3. Sick To Death
4. P.R.E.S.S.
5. Deutschland (Has Gotta Die!)
6. Destroy 2000 Years Of Culture
7. Not Your Business
8. You Can't Hold Us Back
9. Heatwave
10. Redefine The Enemy
11. Death Star
12. The Future Of War
ただ速度が速いだけでは何をやっているのか分かりにくいと思います。せっかく細かい編集をしても、それを聴き取るのは難しいほど速いのです。では何故この超高速ハードコアがウケているのか、それはロックの初期衝動に似ているからです。初めてロックに触れた時の衝撃は何が起こったのか分からないくらいに強烈なものです。簡単に言うと問答無用に、理屈抜きに絶対的な存在なのであります。
理屈など後で考えれば良いのです。まず感じる事、それがロックなのです。それと同じ衝撃を持ったサウンドであります。好き嫌いははっきりするでしょうが、絶対的な存在なのです。これが売れたのですから、どれほど衝撃的なものに人々が飢えていたかが分かります。ただ既存の
音楽 を速くしただけなら理屈は簡単ですからコピー出来ます。プラスαの要素が無い事が、その後に続かなかった要因ではないでしょうか。
Get Up While You Can
VIDEO
Fuck All!
VIDEO Sick To Death
VIDEO P.R.E.S.S.
VIDEO Deutschland (Has Gotta Die!)
VIDEO Destroy 2000 Years Of Culture
VIDEO Not Your Business
VIDEO You Can't Hold Us Back
VIDEO Heatwave
VIDEO Redefine The Enemy
VIDEO Death Star
VIDEO The Future Of War
VIDEO
スポンサーサイト