99年のソロ名義でのアルバムです。こちらでもおもいっきりハードコアしています。パンクっぽい感じもありますが、アタリよりも凶暴性は薄めです。遊び感覚の部分が多いので純粋なハードコアとは違います。フレーズサンプリングも多用してビッグビートのようでもあり、ドラムンベース、エレクトロな様々な要素をぶち込んで、アタリのような統一感はありません。
1. DFo2
2. Black Sabbath
3. The Nazi Comets
4. t Should Be You Not Me!
5. They Landed Inside My Head While We Were Driving In The Taxi Up To 53rd Street And Took Over!
6. The Robot Put A Voodoospell On Me
7. I Can Hear The Winds Of Saturn
8. We Take Your Pain Away
9. Untitled
10. Blood And Snow
テクノも多様化して出尽くした頃であり、次に何が来るのか期待していましたが、頭打ちをし始めた頃であります。エイフェックスツィンがマンネリ化し出した時にもうテクノも限界かと思いました。それでもAlec Empireは独自の世界観を持っていましたので、まだまだ振り幅がありました。エイフェックスツィンのような変態性とは違う凶暴性、こちらの方が少しクールでしたたかだと思います。
ソロ作品では実験性、即興性が強いと思います。ドイツからレイブシーンを客観的に眺めていますので、興味を持った事は何でも取り入れています。アタリでの作業が自信を刺激して思いっきりが良くなっています。イギリスの動向を気にせず、自分の感覚をもっと研ぎすませば面白くなると思います。シンセ、DTMの可能性を引き出す前衛性が未来の
音楽 へのヒントとなる事でしょう。最終的には普通の
音楽 に回帰するのでしょうが、切り開かれた可能性は既存の
音楽 とは違う表情をしているものだと思います。それこそがSAMARQANDの目指している
音楽 でもあります。
DFo2
VIDEO
Black Sabbath
VIDEO The Nazi Comets
VIDEO It Should Be You Not Me!
VIDEO They Landed Inside My Head While We Were Driving In The Taxi Up To 53rd Street And Took Over!
VIDEO The Robot Put A Voodoospell On Me
VIDEO I Can Hear The Winds Of Saturn
VIDEO We Take Your Pain Away
VIDEO Blood And Snow
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