2014年のアルバムです。バンドサウンドと装飾的なデジタルサウンドを使ったスタイルで、オルタナっぽさは薄くなり、ブリットポップとも違う彼ならではのポップワールドを構築しています。もはやなにものでもない、Get Cape. Wear Cape. Flyスタイルを確立したと言っていいでしょう。曲の完成度も高くなっています。アレンジも的確でメジャーの作品よりも魅力的な内容になっていると思います。
1. Remember
2. Recession Song
3. Forgiveness
4. The Inquest
5. The Argument
6. Life on the Touchline
7. Breaking News
8. Upsides
9. Fineline
10. After Hours
新しいわけでもなく、古臭いわけでもありません。時代に関係なくいつの時代でも通用するポップロックを作り出しています。この丁度いい感じを作り出すのは結構難しいものですが、彼は自然とこのスタイルへとたどり着いています。それも類い稀な才能だと思います。目立つような才能ではありませんが、これは高く評価されるべきことであり、このまま時代に埋もれていくのはもったいない事だと思います。
ヒット性のある曲も沢山作っています。これをメジャーレーベルがほっといている事は怠慢だと思います。時代が鈍感にさせているのか、あまりにもどうでもいい
音楽 が氾濫している中に埋もれている宝物のような
音楽 だと思います。良質な
音楽 が生き残れない状況にしているのは
音楽 業界の腐敗だとしか言いようがありません。食いしん坊がグルメブームを生み出しているように、
音楽 にも真のグルメが貪欲にならなければならないと痛感しております。名盤です。
Remember
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