1. Right Thing 2. Infidelity 3. Suffer 4. I Won't Feel Bad 5. Ev'ry Time We Say Goodbye 6. Let Me Have It All 7. Love Fire 8. Move on Out 9. Shine 10. Maybe Someday...
ファッション的にはポールスミスとタイアップしており、ポールスミスの名はこのシンプリーレッドから知りました。スライ&ザファミリーストーンのLet Me Have It Allのカバーを始め、彼らの聴いてきた音楽へのリスペクトに溢れています。又Ev'ry Time We Say Goodbye、Maybe Someday...のようなバラードでのミックの歌は心に染みます。
Love Fireでのレゲエなど彼らの持ち味が全て出ており、出し惜しみをしていないところが好感が持てます。残響音の処理などが絶妙で今聴いても古くさくは感じません。この路線がこの先アシッドジャズへと流れていく事を考えると、その影響力も並々ならぬものがあります。この時期、ソウルファンである事をカミングアウトしたロックミュージシャンは多数いましたが、ソウルを表現出来る資質についてはこのシンプリーレッドがずば抜けています。