イギリスはウェールズ出身でアメリカで活動しているCate Le Bonの2009年のファーストアルバムです。ウェールズ語で歌っていたりウェールズ訛りで歌っていたりします。60年代後半のサイケでロック色のあるフォークソングに近い雰囲気を持っています。エレクトロなサウンドも含んだバンド演奏になっています。
1. Me Oh My 2. Sad Sad Feet 3 . Shoeing The Bones 4. Hollow Trees House Hounds 5. It's Not The End 6. Terror Of The Man 7. Eyes So Bright 8. Digging Song 9. Burn Until The End 10. Out To Sea
ウェールズ的なケルトっぽさもありながらバンド演奏によりロックっぽさが滲み出ています。しかし歌は叫ぶでも無くフォークスタイルを崩しません。レトロなサウンドでありますが、古臭く感じないのはCate Le Bonの個性の強さでしょうか。現在においては抜きに出たサウンドであり、このアナログ感はグランジっぽくもあり、それでいて90年代を全く感じさせない神々しさがあります。